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1:利久
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2011/02/21 (Mon) 02:50:21
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マジで成功させたい。
4回やって全部ミスってるから、5度目の正直!!
変な方向に曲げるのだけはやめて!!
ルールは特になし。
書き方は自由だし、連投もアリ
挿絵描いてくれてもいいんだよ。はい。
被った時は先に投稿した方の優先で
挿絵ある場合はそっち優先
あと安価で繋げてね>>1って感じで
まず、話を考えよう。なんかあったら言ってみて
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31:アリア ◆fr2FETe1Ug
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2012/07/15 (Sun) 23:53:18
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>>30
保険医の顔には恍惚の笑みが浮かんでいた。
「おい、何ニヤついてるんだよ」
俺は保険医の表情がたまらなく気に入らなかったので注意を入れた。
「……あ゛? 人の趣味邪魔する気か、オイ?」
なんで、逆切れなんだよ。話の途中で変な顔するアンタが全面的に悪いんだろうが。
「……?」
汐織ちゃんは困惑している。純粋であろう彼女には、この性根の腐った女の奇妙な趣味をいる必要はないだろう。いや、あってはいけない。
「早く話せよ」
「ちっ」
あからさまな舌打ちしやがって。この保険医は、妄想癖――それも男同士のくんずほぐれつを扱うタイプのモノだ。つまり、最近流行りの腐女子ってやつだ。女子という表現には多少違和感があるが、まあいいだろう。
「気が乗らないけど、そんなに言うなら話してやるよ」
なんでそんなに上からなんだよ。
「だけどその前に、なんで立花がここにいるのかを説明しておくよ」
確かに、朝の話で俺を呼び出してるのにどうして汐織ちゃんが……? ん? 朝の話をするために呼び出した……え、じゃあ、もしかして――。
「そ、そのもしかしてだ」
「はい?」
汐織ちゃんは、今もまだ困惑の表情。そんなことは気にも留めず、保険医はすかした顔でこう言った。
「立花もあの光景を目の当たりにしていたんだよ」
「べ、別にちょっと見てただけだから」
「それが問題なんだよ」
「どういうことだ」
モジモジしている汐織ちゃんは置いておいて俺は保険医を睨む。
「あの破壊は、一般人には見えないのよね、これが」
はい? 言っている意味がよくわかりませんが。
「つまり、お前ら一般人じゃない。そうだね……変人ってところかな」
さらっと変人扱いかよ。俺はともかく、汐織ちゃんにまで変人呼ばわりはやめろよ。
「お前ら……今日、朝の事件からここに来るまでに変な感じはなかったか?」
何言ってんだ。答えは当然わかりきっている。
「何もなかったにきまっ――」
「ありました!」
汐織ちゃんの、凛とした声は俺の断言を遮った。