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1:利久
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2011/02/21 (Mon) 02:50:21
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マジで成功させたい。
4回やって全部ミスってるから、5度目の正直!!
変な方向に曲げるのだけはやめて!!
ルールは特になし。
書き方は自由だし、連投もアリ
挿絵描いてくれてもいいんだよ。はい。
被った時は先に投稿した方の優先で
挿絵ある場合はそっち優先
あと安価で繋げてね>>1って感じで
まず、話を考えよう。なんかあったら言ってみて
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42:アリア ◆fr2FETe1Ug
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2013/04/08 (Mon) 18:11:20
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>>41
冗談きついって明らかに冗談じゃないでしょこの状況。アリスさん、不憫すぎる。いつも行動していた4人グループのうち3人が敵じゃないか。そんな状態でよく学生生活を送ってこれたな。俺はそこが謎で仕方ないよ。
「おいおい、私たちを敵とか言うな」
久々に俺が会話に入れるチャンスが来たことを俺は喜ぶべきなのだろうか。
「敵と言わずになんというんだよ。ほかに思い当たるのはいじめっ子だけど」
「いじめじゃないよ。私はアリスのためを思ってだな」
「子供に行き過ぎた暴力を働いた後の虐待両親の戯言に似ている気がするのは気のせいか?」
「気のせいだ。だいたい、アリスはすぐに何かを頼りたがるんだ。本当は会いたくてたまらないくせに携帯で済ませようとしたり――まあこれは頼ってるわけじゃないな。ただ、こいつの家は金持ちで裕福に暮らしていたせいだろうなすぐにタクシーに乗ろうとするんだ。私たち3人は、アリスの両親から社会に出ても恥ずかしくないように――と頼まれてるんだ。私たちだって辛いんだ」
絶対に辛くないだろ。あんたの性格で辛いことってなんだよ。俺に教えてくれ。
やっぱり教えてほしくない。
保険医から視線をアリスさんに向けると――泣いていた。
なぜに。
「晶……私のために辛い思いを――」
本当にキャラが固定しない人だな。そろそろ俺も面倒になってきたぞ。これが本性かどうかは知らないけど、一緒にいるってつらそうだな。
――ああ、保険医が辛いのはこれかな。確かに辛いわ。
「いや、嘘だ」
嘘かーい。
もう面倒だからこんな感じでもいいだろ?
「え?」
「だから、嘘だよ」
どこから嘘だよ。
「具体的には『いじめじゃないよ』のあたりから」
じゃあそれはいじめじゃないか。
「いや、今のは冗談だ」
ならどこから嘘なんだよ。
「『いや、嘘だよ』が冗談で――」
「チェストーッ!」
突然アリスさんが保険医に手刀を繰り出した。
ただ、まあ本当にお嬢様育ちなんだな。
遅っ!
せめて家で訓練くらいさせてくれよ。これじゃ護身なんてできないじゃないか。仮にも金持ちのお嬢様なんだろ? 武芸の1つや2つ心得ておくべきだろう。そうじゃないのか? ねえ、アリスさんのご両親。
あ、手刀の行方は保険医の手の中です。当たり前のように受け止めました。
「晶は、晶は……また嘘をつきましたね?」
「まあね」
「私は嘘が嫌いだって知ってますよね?」
「いやそれは知らないね」
「嘘を――」
「だってアリス、お前のが嘘つきだろ」
はい?
「財布持ってるし、携帯も今持ってるだろ」
「…………どこからバレてた?」
「『今日、今から』のあたり。お前はいつも1つ冗談なり嘘をつくと暴走するからな」
「さっすが晶」
二人で笑い合ってます。
どうもこんにちは、蚊帳の外にいる主人公ですよ。
ああ、今回わかったことがある。
アリスさんは、キャラが不安定じゃなかった。彼女は――。
嘘つきだ。